2023年7月19日放送

第1回会議 遠野駅舎の未来を考える会

遠野駅舎の未来を考える会の今年度1回目の会議が、きのう(18日・火曜日)あすもあ遠野で開かれました。遠野駅舎の未来を考える会は、駅舎の老朽化に伴い、JR側から建て替えの方針が示されたことを受け、今後の駅舎のあり方について市民をはじめ多くの人と考えていこうと平成27年2月に設立されました。これまで、ワークショップなどを開催し「現在の遠野駅舎の外観を保つべき」、「街のシンボルとなるようなものにしてほしい」などといった意見が出されてきました。きのうの会議には、遠野駅舎の未来を考える会の会員など合わせて28人が出席するなか、はじめに、河野好宣会長が「JRからの提案をもとにしながら我々の提案も基本にしながら今後進めていくことができればと思います」とあいさつしました。会では、遠野駅舎の整備についてこれまで合わせて5つの案が市やJRから提案されており、きのうは、この5つの案に加えて新たにJRの担当者から今ある駅舎に耐震補強を施すといった案を含めた3つの案が提案されました。提案を受け、出席者からは、「建物を残したいと思っている市民が多いなかで、非常に明るい提案」として耐震診断の結果などについて質問が出されていました。なお、会ではきのう提案された案を含め今後、具体的な検討を進めていくということです。

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