2023年6月28日放送

遠野市納税貯蓄組合連合会総会

遠野市納税貯蓄組合連合会の総会がきょう(28日・水曜日)、あえりあ遠野で開かれました。遠野市納税貯蓄組合連合会は、納税思想の高揚を図る活動を基本として納税意識の向上に取り組んでいます。きょうは、遠野市納税貯蓄組合連合会を構成する各組合長などおよそ30人が出席する中、はじめに、佐藤芳夫会長が「最近では、納付手段も選択枠が広がり、コンビニ、銀行に加え、スマートフォンなどを活用した納付も可能となっています。今後もニーズに沿った納付の呼びかけと納税意識の啓発を図り、市税等の期限納付に努めたいと思いますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いします」とあいさつしました。総会では、はじめに、表彰式が行われ、長年、納税思想の普及や組合の向上発展に尽力し著しく他の模範となった2組合、3個人に佐藤会長から表彰状が手渡されました。続いて、令和4年度中学生の税についての作文入選作品として、遠野市長賞を受賞した遠野中学校3年田中秀さんの「暮らしと税」が紹介されました。このあと、議事に入り、昨年度、令和4年度事業報告や今年度、令和5年度事業計画案などが協議され、すべて原案の通り承認されました。このうち、昨年度の事業報告では、市内の組合で納期内にすべての税を納めたのは109組合のうち69組合と前年度より8組合減となりました。また、組合全体の収納率は、前年度を0.13ポイント上回る99.7%だったということです。ほかにも、市内中学生を対象にした「税についての作文」を募集し、税知識の普及などに取り組んだということです。今年度の活動については、組合員の高齢化と組織の後継者不足が大きな課題となっているということで後継者の育成に取り組みながら、納期内完納の推進、税知識と納税思想の普及高揚を図っていくとしています。

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