2023年6月14日放送

6月遠野市議会定例会一般質問3日目

6月遠野市議会定例会はきょうも(14日・水曜日)一般質問が行われ、2人の議員が質問にたちました。3日目のきょうは瀧本孝一議員、佐々木大三郎議員の2人が登壇し、生成AI社会到来における市政への活用や影響等の現時点での認識についてや教員の長時間労働の現状についてなど市の考えを正しました。このうち、デジタル社会における行政への導入の方向性と市民サービスについて多田市長は、「セキュリティを万全にしながら使い方をマニュアルなどで整理し、使われるのでは無く使う側の仕事の仕方を考えていく」と述べました。また、職員の大幅削減や対面型行政への影響などについての問いには、現状について「人を補充した方が良いと思っている。仕事はたくさんあり、影響は今のところない」と答えました。この他、教員の長時間労働の現状について佐々木教育長が問いに答えました。市内小中学校の時間外在校等時間については、年間一人当たりの平均を令和3年度と令和4年度で比較すると、令和3年度は488時間だったのに対し令和4年度は428時間と60時間ほど減少していて、年々、減少傾向にあるということです。このうち、月100時間以上の人が令和3年度のべ57人だったのに対し、令和4年度は大幅に減少しているものののべ24人となっています。佐々木教育長は、「時間外在校等時間の削減に向けて『働き方改革』を進めていく上では、保護者や地域の皆様のご理解やご協力をいただくことが必要」「教員が健康を維持し、充実して働き続けることができるよう『働き方改革』を推進してまいります」と述べました。

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