2023年6月12日放送

6月遠野市議会定例会一般質問 始まる

6月遠野市議会定例会の一般質問がきょう(12日・月曜日)から始まり、5人の議員が質問にたちました。1日目のきょうは、佐々木敦緒議員、菊池美之議員、千田由美子議員、菊池忠信議員、小松正真議員の5人が登壇し、畜産振興に係る展望や観光マネジメントボード遠野の位置付けなどについて市の考えを正しました。このうち、畜産振興に係る展望について多田市長は、「遠野にとって畜産業は、非常に重要で経済の上でも大きな役割を果たしており、畜産振興公社のあり方やキャトルセンターの設立も視野に入れるなど畜産業の構造そのものを変えていく必要がある。また、配合飼料についても遠野の風土に適した作物の栽培を戦略的に進めたいと思う」と答えました。続いて、新規参入者の発掘等状況について、市によりますと令和4年度の実績として、新規参入者からの相談対応が18件、新規参入者に対する参入後のフォローアップ活動が5件、新規参入相談会への参加が2件、新規参入希望者に対する講習・意見交換、その他の活動が2件だったということです。また、令和4年度の新規参入者は1件で、市では、今後も継続して新規参入の促進活動に取り組んでいくとしています。次に、観光地域づくり法人DMO発足後の観光マネジメントボード遠野の位置付けについて多田市長は、「ことし4月28日に設立された観光マネジメントボード遠野は、観光全体に係る取り組みの意思決定や観光推進基本計画に基づいた各種事業の進行管理、観光戦略の企画・立案・マーケティング・情報戦略等これらを同時に進めていく組織と理解してもらいたい。一方、DMOについては、今年度中に遠野ふるさと商社が申請する予定であり、様々な企画、資金調達など観光の自立と発展を目指していく役割、いわば、司令塔のようなものになっていくと思う」と説明しました。なお、6月遠野市議会定例会は、あす(13日・火曜日)も一般質問がおこなわれ、5人の議員が登壇する予定となっています。

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