2023年6月6日放送

遠野市農業委員会有志 遊休農地にエゴマ播種

遊休農地の解消に向けた取り組みとして土淵町でエゴマの種まきが先週木曜日(1日)に行われました。遠野市農業委員会の有志は、現在使われていない畑や田んぼといった「遊休農地」の解消に向けたPR活動としてエゴマや菜の花、ヒマワリなどを栽培しています。エゴマの栽培は8年前から続いていて、今回の種まきには農業委員や市民など18人が参加しました。参加者は育苗キットに土を入れて、ひとつひとつの穴にエゴマの種を植えていました。また、参加者の中には半年前に東京から移住し、現在は小友町で米作りを学んでいる中川幸子さんの姿もありました。以前からエゴマの栽培に興味があったという中川さんは、メモをとりながら熱心に説明を聞いていました。種まきの後はエゴマの育苗ポットを各自の家に持ち帰り水やりをして、苗が10センチメートルほどに育ってから畑への植え替えが行われます。なお、エゴマは秋に収穫してエゴマ油にするということです。

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