2023年6月2日放送

春の叙勲・褒章 伝達

ことしの春の叙勲と褒章において、瑞宝単光章と藍綬褒章を受章した2人に対する伝達式が、今週月曜日(29日)に市役所本庁舎で行われました。ことしの春の叙勲と褒章において瑞宝単光章を受章したのは、宮守町下宮守の佐藤一紀さん、藍綬褒章を受章したのは、宮守町下宮守の多田辰郎さんです。2人に、勲章と褒章を手渡した多田市長は、「市民のため努力した結果です。ずっと続けてこられたことはなかなかできることではありません」と2人の受章を喜びあいさつしました。瑞宝単光章を受章した佐藤一紀さんは、農林業センサスに関して、昭和40年から令和2年までの間、調査員を10回指導員として3回従事しました。また、昭和35年から工業統計調査を32回、国勢調査12回など、幅広い統計調査に従事し調査にあたっては、分かりやすい説明とていねいな指導で信頼を得ながら円滑に調査を進めたということです。藍綬褒章を受章した多田辰郎さんは、昭和45年に国勢調査の調査員として任命されて以来、令和2年までに11回調査員に従事しました。また、農林業センサス調査員としても従事し、調査にあたっては、日中、不在の世帯は、日時を変えて何度も訪問するなど、地区住民と信頼関係を築き、精力的に取り組んだということです。受章した佐藤さんは、「対象世帯を訪問し協力をいただきながら調査してきたことが受章につながった。これまで130回調査してきたが、これからも市政発展のための基礎資料作成に協力していきたい」多田さんは、「これまでの苦労が救われる思い、みなさんのご支援で褒章をいただき嬉しい。これからもできる限り調査を続けていきたい」と話していました。

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