2023年6月1日放送

遠野中学校 サイバーセキュリティモデル校に指定

インターネットを利用したサイバー犯罪の被害防止に取り組んでもらおうとおととい(30日・火曜日)、遠野中学校にサイバーセキュリティモデル校の指定書が交付されました。サイバーセキュリティモデル校は、スマートフォンを日常的に使い始める中学生に対し、サイバー犯罪の被害やSNSなどの利用による性犯罪被害を防止し、サイバーセキュリティの知識を高めてもらおうと県内の中学校を対象に岩手県警が今年度から新たに始めた取り組みです。市内では、遠野中学校が指定されました。おとといの交付式では、生徒会長の水内大和さんに遠野警察署の柾谷修署長から指定書が手渡されました。遠野中学校のサイバーセキュリティモデル校指定期間は、来年3月31日までとなります。指定書を交付した柾谷署長は、「皆さんのサイバーセキュリティに対する意識が高まり、サイバーセキュリティモデルとして、ほかの学校や遠野市全体の模範となっていただきたいと思います」とあいさつしました。このあと、生活委員長の菊池倖征さんが誓いの言葉を述べました。遠野警察署によりますと、去年1年間のインターネットに関する遠野警察署への相談件数は54件で、相談内容は、SNSで知り合った相手とのトラブルやアカウントの乗っ取りなどということです。なお、遠野中学校では、今後、遠野警察署からスマートフォンやパソコンを利用する時にトラブルに巻き込まれないための講習を受け、サイバーセキュリティについての知識を深めていくということです。

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