2023年6月1日放送

遠野市出身の芥川賞作家 若竹千佐子さん 市長表敬

遠野市出身の芥川賞作家若竹千佐子さんが6年ぶりの新作小説の刊行を記念して、きのう(31日・水曜日)遠野市を訪れ、多田市長を表敬訪問しました。若竹千佐子さんは、遠野市上郷町出身の作家で、2017年に出版した「おらおらでひとりいぐも」が翌年2018年に芥川賞を受賞しました。きのうは、6年ぶりとなる新作「かっかどるどるどぅ」の刊行を記念して、若竹さんが遠野市を訪れ、多田市長を表敬訪問しました。『かっかどるどるどぅ』は、「ひとりで生きる」から「みんなで生きる」へをテーマに、孤立し身を寄せるあてがなく生きるすべての人を強く励ます感動作です。若竹さんは、市長との懇談で、小説を書くことへの思いを話していました。また、若竹さんは、懇談の中で、改めて、地元遠野の良さについて振り返っていました。さらに若竹さんは、ポスターや著書へのサインに気軽に応じながら、小説の制作秘話など会話を弾ませていました。なお、若竹さんは、こども本の森遠野の名誉館長への委嘱が予定されており、来月7月23日(日)には名誉館長委嘱式と若竹さんの講演会があえりあ遠野で開かれるということです。

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