2023年5月26日放送

遠野商工会 通常総会

遠野商工会の通常総会がきのう(25日・木曜日)あえりあ遠野で開かれました。総会には、会員総数739人のうち、本人出席81人、委任状出席324人のあわせて405人が出席しました。はじめに、遠野商工会の佐々木弘志会長が「地域の経済団体として商工会の役割がますます重要性を増すものと思われる。会員の身近な相談相手として課題解決に向けた支援を行っていきたい」などとあいさつしました。このあと、昨年度の事業報告や今年度の事業計画(案)など7つの議案について審議され、いずれも承認されました。昨年度については、遠野市との連携により小規模事業者の持続的な発展に向け新たに策定した第2期経営発達支援計画が国の認定を得た他、3年ぶりに開催された遠野納涼花火まつりなどについて報告がありました。また、青年部からは、第27回商工会青年部主張発表大会岩手県大会に副部長として出場した樋口恵さんが最優秀賞を受賞したことが報告されました。この受賞について、本人の才能や努力はもちろんのこと、原稿の確認や修正、当日の応援など、部員が一丸となって取り組んだことが高い評価をいただけた一つの要因だったとの話も加えられていました。続いて、今年度の事業計画では、重点目標として5つの項目が掲げられました。その中、「創業セミナー」開催では、若い世代や女性の創業希望者、農商工連携、六次産業による創業希望者の掘り起こしを行い、新たな事業者の創出に取り組むとしています。この他、役員の補欠選任についてでは、青年部の役員任期満了にともないこれまで理事を務めていた前青年部長に代わり新たに青年部長となった小井口幹さんが理事を務めることに決まりました。任期は、来月一日から来年5月末までということです。最後に、総会後に開かれた交流会では、岩手県商工会連合会から経営革新計画の承認を受けた3社に佐々木会長から記念章が手渡され、参加した人たちから大きな拍手が贈られていました。

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