2023年5月24日放送

宮守小学校5年生 棚田で米づくり体験 〜田植え〜

宮守小学校の児童たちがきょう(24日・水曜日)、田植えを体験しました。宮守小学校では、社会科と家庭科の授業の一環で宮守川上流生産組合と遠野山・里・暮らしネットワークと協働して令和3年度農水省「つなぐ棚田遺産」に認定された棚田で去年から米づくり体験を行っています。きょうは、5年生13人が地域住民と交流を図りながら田植えに挑戦しました。はじめに、児童たちは、地元の農家の人に苗の植え方を教わったあと、早速、田んぼに入り、その独特な感触に大きな声を上げていました。最初は、慣れない手つきであきたこまちの苗を植えていた児童たちでしたが、30分ほどすると作業にも慣れ、手際よく苗を植えていました。また、きょうは、苗を均等に植えていくための方法として昭和40年代はじめまで使われていた木枠による型植えも教わり、貴重な体験をしていました。おわりに、児童たちは、宮守川上流生産組合が生産したがんづきを食べたり、キウイ、りんごなどのジュースを飲んだりして、田植え作業の疲れを癒やしていました。なお、宮守小学校では、10月上旬ごろに稲刈りを行い、児童たちは、そのお米を使っておにぎりを作りおいしく食べるということです。また、きのう(23日・火曜日)は、青笹小学校5年生の児童18人が、総合的な学習の一環で田植え体験をしました。初めに児童たちは、地元の農家の人や遠野山・里・暮らしネットワーク、青笹地区老人会の人たち協力のもと、ひとめぼれの苗を植えました。撮影した市内の酒造会社の担当者によりますと、目をきらきらさせながら一生懸命、田植えに取り組む児童たちの姿が印象的だったということです。なお、10月末ごろには、はせがけ作業による天日干しでの稲刈りが行われるということです。

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