2023年5月18日放送

遠野の米でおいしいお酒を 酒米の田植え行われる

市内の酒造会社がきょう(18日・木曜日)青笹町の田んぼで酒米の田植えを行いました。田植えを行ったのは、青笹町の上閉伊酒造です。こちらの会社では、地元・遠野にこだわった酒造りをしていこうと3年前から酒米を市内で作り始めその酒米を使った酒造りに取り組んでいます。きょうは、上閉伊酒造の新里佳子代表取締役が機械の操作の指導を受けながらおよそ10ヘクタールの田んぼに「結の香」の苗を植えました。「結の香」は酒米の代表格と言われる山田錦と比較しても雑味成分が少なく、夏の短い岩手での栽培にも適しているオリジナル品種です。また、きょうは、農業体験で遠野市を訪れている宮城県多賀城市の東豊中学校の生徒4人が、田植え機の乗車体験をしました。なお、上閉伊酒造では、遠野で作った酒米のお酒は、全国的なコンクールで評価されていることから今後も遠野産の酒米を使用したお酒を増産していきたいとしています。

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