2023年4月28日放送

遠野市芸術文化協会 総会

遠野市芸術文化協会の総会が、今週火曜日(25日)に開かれました。遠野市芸術文化協会は、伝統文化の継承や特色を生かした芸術文化の振興を図ろうと、茶道や華道、舞踊など市内で芸術活動に取り組んでいる46団体で構成されています。この日の総会では、各団体の代表者などおよそ50人が出席する中、初めに新田光志会長が「生涯、芸術文化活動を保っていくという心意気を持って今後も活動を展開していきましょう」とあいさつしました。この後、議事に入り、昨年度の事業報告や今年度の事業計画案などが審議され、すべて原案の通り承認されました。この内、昨年度の事業報告では、遠野市芸術文化協会設立15周年を記念した自主事業を開催。去年6月の「とおの寄席」には、234人の来場者があったことや、ことし3月の六華亭遊花独演会には、133人の来場者があり、いずれの自主事業も盛況のうちに終えることができたということです。また、今年度の事業計画では、芸術文化活動のけん引役を担っている遠野市芸術文化協会の取り組みをより広くアピールしていくため広報活動の充実を図っていくほか、各団体が実践している芸術文化を披露、指導する出前講座の開催などに積極的に取り組んでいくとしています。このほか任期満了に伴う役員の改選も行われ、会長に新田光志さん、副会長に照井郁夫さんと太田幸子さんなど6人がそれぞれ再任されています。なお、遠野市芸術文化協会では、今年度も各団体の特色を生かした芸術文化の振興に務めていくということです。

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