2023年4月28日放送

で・くらす遠野サポート市民会議 総会

「で・くらす遠野サポート市民会議」の総会が、今週火曜日(25日)にあすもあ遠野で開かれました。で・くらす遠野サポート市民会議は、遠野の魅力を高めながら地域活性化に結びつけるため、物産・景観・食事・文化など遠野ブランドの推進と、定住人口の拡大を目的に平成18年に設立されました。総会には、市民会議を構成する関係機関・団体の代表など14人全員が出席し、昨年度の事業報告や今年度の事業計画案、ワーキンググループの設置について審議され、原案の通り承認されました。このうち、年会費を払うとジンギスカンやクーポン券などの特典がもらえる「で・くらす遠野市民制度」については、令和4年度末時点の入会者数は209人となり目標には届きませんでしたが、年会費無料でイベントや移住情報などがメールで届く、「ぺっこ会員」を中心に登録者数が伸び、令和3年度と比べ「で・くらす市民制度」の入会者数が41人増加したということです。また、移住情報の発信や空き家情報の提供にも力を入れたことで令和4年度は15世帯・29人がで・くらす遠野を活用して移住したことも報告されました。出席した委員からは空き家の利活用などについて事業の民間移行が進められる中、サポート市民会議の今後のあり方や移行方法などについて意見が出されました。なお、今年度は市内観光施設や宿泊施設との連携をさらに強め会員の増加に努めるほか、移住者へ移住後のフォローを行うことで遠野で暮らし続けたい≠ニ思えるような定住への取り組みを実施していくということです。

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