2023年4月20日放送

ほのぼの会 定期総会

調理宅配ボランティア「ほのぼの会」の定期総会がきょう(20日・木曜日)市役所本庁舎で開かれました。「ほのぼの会」は、平成5年7月の設立以来、ボランティアで在宅高齢者の自宅に手作り弁当を宅配する活動をしていて、ことしで30周年を迎えます。また、この活動を通じて利用者の食生活改善を図っているほか、宅配に合わせて見守りや声掛けも行っていて、現在は72人の会員がボランティアスタッフとして在籍しています。きょう開かれた定期総会では、会員52人が出席する中、初めにほのぼの会の荻野訓会長が「今年度、ほのぼの会は設立30年の節目の年を迎えます。事業計画の中に記念式典も盛り込んでいますので、ご審議をいただきますようお願いするとともに、この1年間、健康維持を図りながら元気にがんばっていきましょう」とあいさつしました。この後議事に入り、昨年度の事業報告や今年度の事業計画案などが審議され、すべて原案の通り承認されました。この内、昨年度の事業報告では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、予定していた多くの行事が開催不能となったものの、配食サービスにおいては、手づくり弁当4,561食が在宅高齢者の自宅に届けられ宅配活動の中で安否確認といった見守りや声掛けなどが行われたということです。また、去年10月に盛岡市で開催された、第75回岩手県福祉大会でほのぼの会が社会福祉事業功労者として知事表彰を受けたことなども報告されました。次に今年度の事業計画では、地域に根差した食事サービスを積極的に支援していくほか、ボランティア意識を高める各種会議や研修、会員相互の親睦を図るため研修旅行や親睦会を実施するとしています。また、ほのぼの会は、ことしで設立30年を迎えることから、6月17日に30周年記念式典の開催を予定しているということです。定期総会の後にはさっそく研修会が開かれ、「国が取り組むマイナンバー制度について」市の担当職員から説明を受け理解を深めていました。なおほのぼの会では、現在、会員を募集中ということです。興味のある方は、遠野市社会福祉協議会在宅福祉課までお願いします。

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