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2023年4月18日放送

民生児童委員協議会 総会

民生委員、児童委員が去年１２月、一斉に改選されたあと初めてとなる総会が、きのう（１７日・月曜日）あえりあ遠野で開かれました。民生委員、児童委員は、地域の身近な相談役として、厚生労働省から委嘱を受け、福祉や子育てなどさまざまな相談に応じるとともに、サポートを必要とする人の見守り、行政や関係機関をつなぐパイプ役を担っています。去年１２月に委員の一斉改選が行われ、遠野市では、１１２人が活動しています。きのう開かれた総会には委員１１２人のうち、９８人が出席して昨年度の事業報告や今年度の事業計画などについて審議されました。この内今年度の事業計画については、一斉改選後最初の年度となり、新しく委員となった人が３分の１以上いることからさまざまな地域課題に対応していくため、活動に必要な知識を得る研修に力を入れていくとしています。また現在、９地区に配置されている遠野市社会福祉協議会の「丸ごと相談員」とも連携しながら、相談、支援活動を推進していくとしています。ほかにも今年度の予算について審議され、原案の通り、承認されました。また、総会後には、交流会が開かれ、その中でトルコ・シリア地震救援金とウクライナ人道危機救援金合わせて１５万円が佐藤会長から日本赤十字社岩手県支部遠野市地区長の多田市長へ託されています。委員たちは、少子高齢化などで年々、住民が抱える福祉課題が複雑化しているなか、今年度も住民に一番近い相談役として活動に取り組んでいく決意を新たにしていました。

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