2023年3月30日放送

東京2020オリ・パラで使用レガシーアーチお披露目会

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の選手村ビレッジプラザ建設に使用された岩手県産の木材が、「レガシーアーチ」として木工団地に設置され、今週月曜日(27日)にお披露目会が開かれました。この日お披露目されたのは、県が提供した「アカマツ」を使用し、選手村をイメージした奥行きのある立体的なつくりのモニュメント「レガシーアーチ」です。遠野木工団地では、東京オリンピック・パラリンピックの選手村建設において、アカマツの集成材加工などを担ったほか、提供する木材の出発式も行われました。そして選手村が解体され木材が県に戻ったことから、大会の遺産として伝えることと、高品質な県内産の木材と遠野の木材加工技術を広く発信しようと、出発式を行った木工団地にモニュメント「レガシーアーチ」が設置されました。お披露目会には、県や遠野市をはじめ、木材加工会社の代表などが出席しました。また多田市長は、「選手村で使われた木材が生産された場所に戻ったということ、東京オリンピック・パラリンピックにこういった形で参加したと思い出すきっかけになる」「市民のみなさまにも見に来てもらいたい」とあいさつしました。木工団地で生まれ変わったモニュメント「レガシーアーチ」は、選手村で世界に岩手の木のぬくもりを発信した大会のレガシーをこれからも伝え続けていきます。

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