2023年3月21日放送

青笹・宮守地区 みんなの井戸端会議

青笹と宮守地区で、みんなの井戸端会議が開かれた様子が届きましたのでお伝えします。まずは青笹地区からお伝えします。青笹地区センターで開催されたみんなの井戸端会議には、19人が集まりました。参加者からは、指定避難所が川沿いにあるため、台風の際など川が増水する場合の避難場所としては不適切ではないかと質問が出されました。多田市長は、「川が増水する際には、橋を渡って避難することは適切ではない」。「避難所としてどこが適切なのか、地域の皆さんからご意見をいただきたい」。「土砂災害警戒区域が拡大され、ハザードマップも見直しとなるので、それに合わせて避難所も考えていく」と答えたということです。また参加者からは、「個人情報の取り扱いについて他自治体では地域の自治組織での個人情報の取り扱いに関するマニュアル等を作成して示しているところもある」「遠野市でもそういったものを作成して地域に示すべきではないか」と意見が出されました。多田市長は、「いいご提案をいただいた。他自治体のものを参考にしながら、分りやすいものをお示ししたい」と答えたということです。次は、宮守地区の井戸端会議です。宮守総合支所を会場に開催された井戸端会議には、23人が集まりました。参加者からは、遠野高等学校情報ビジネス校の跡地利用を進めてほしいと質問が出されました。多田市長は、「土地の活用は考えていきたいが、校舎などの建物についてはリノベーションするのではなく県に解体をお願いする」。「宮守は花巻、北上等の内陸に近く、ベッドタウンになれる可能性が高い地域なので、そのような立地を生かせるように地域全体の計画を検討していきたい」と答えたということです。ほかにも参加者からは、「地域づくりについて各地区でお互いの取り組みを勉強し合ったり、活発な自治会を表彰したりする制度をつくり、市全体で高め合っていってはどうか」と意見も出されました。多田市長は、「ぜひ参考とさせていただく。小さな拠点づくりの取り組みはこれからさらに本格的になっていくと思う」。「課題や修正点を出し合って、市全体で高め合っていきたい」と答えたということです。なおみんなの井戸端会議は、今週24日・金曜日まで予定されていて、あすは上郷地区で開かれます。

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