2023年3月2日放送

ひっつみづくり体験

遠野中学校では今週月曜日(27日)、2年生が岩手の郷土料理である「ひっつみ」づくりに挑戦しました。遠野中学校では、地元の伝統ある食文化を知り、将来次の世代へ引き継いでもらいたいと、地域の人を講師に郷土料理を学ぶ学習に取り組んでいます。この日は、2年3組の生徒たち28人が遠野で日常的に食べられてきた郷土料理「ひっつみ」を作りました。「ひっつみ」の作り方を生徒たちへ伝えたのは、道の駅遠野風の丘にある夢咲き茶屋の昆裕子さんと佐々木直美さんです。生徒たちは、2人から生地の水加減やこね方、野菜の切り方などの説明を受け、調理を進めていきました。生地が出来上がると、野菜と鶏肉が入った鍋に手で伸ばしながら入れます。生徒たちは、講師の2人に生地が厚くならないようにとコツを教わりながら、引っ張るように鍋に入れてひっつみを完成させていました。なお遠野中学校では、今後も生徒たちが地域の人から地元の郷土食などを学ぶ機会を作っていきたいということです。

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