2023年2月28日放送

遠野地方森林組合 総代会

遠野地方森林組合の通常総代会が先週の金曜日(24日)森林総合センターで開かれました。総代会には、およそ3000人の組合員の中から選ばれた総代200人のうち、本人出席66人書面出席100人、合わせて166人が出席しました。この日ははじめに、濱田平八郎代表理事組合長が「今後も適切な森林の整備や維持管理を通して災害に強い健全な森づくりに取り組んでいきます」とあいさつしました。つづけて表彰が行われ、今年度林産事業や森林整備事業などで優れた業績をあげた5人に表彰状が贈られました。このあと議事に入り、2022年度の事業報告や2023年度の事業計画、役員の選任など、合わせて12議案が審議され、全て原案通り承認されました。このうち2022年度の事業報告では、販売部門の林産事業で集約した林業経営の推進や高性能林業機械の導入による低コスト作業に積極的に取り組んだことなどが報告されました。また、協力林業事業体との連携を図り事業量の確保に努めたことにより、取り扱い実績が大きく伸びたということです。2023年度の事業計画では、皆伐後の再造林を促進し循環型森林経営を構築することや林業労働力を育成すると共に協力事業体との連携を図るなど、全6項目を重点事項に定め、取り組みを進めていくことが報告されました。続いて役員の選任が行われ、役員推薦会議において推薦された立候補者12人が、新たな役員として選ばれました。選任された役員は4人が再任、8人が新任となっていて任期は今回の総代会終了後から令和8年の総代会終了までの3年間となっています。また総代会終了後には理事会が開かれ、6期18年務めた濱田平八郎さんの後任として、代表理事組合長に菊池修市さんが、また副組合長に佐々木憲康さんが選ばれています。

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