2023年2月22日放送

岩手県民有林良質材コンクール農林水産大臣賞 受賞報告

民有林で育てられた木材の品質などを評価する第46回岩手県民有林良質材コンクールで、遠野地方森林組合の組合員が出品した木材が、最優秀賞となる農林水産大臣賞を受賞しました。その報告が、おととい(20日・月曜日)とぴあ庁舎で行われました。岩手県民有林良質材コンクールは、民有林において、質が良い木材生産を奨励することで、県民の森林に対する関心を高め、林業振興につなげようと、岩手県森林組合連合会が毎年、開いています。おとといは、このコンクールにおいて、出品した木材が、見事農林水産大臣賞となった遠野地方森林組合の高橋法子さんが多田市長を訪れ受賞の報告をしました。コンクールは、出品された木材の曲がり具合や傷のありかなどを確認する第1次審査と、書類審査の第2次審査で評価が行われるもので、今年度は、高橋さんをはじめ、県内から59人、104点の木材が出品されました。高橋さんは、所有する森林のうち、スギ造林地60アールから天井や床などに使用される造作用材のスギ8本を出品。その結果、木の断面、年輪の幅が美しいことなどが評価され、見事、最優秀賞の農林水産大臣賞に輝きました。報告を受けた多田市長は、「代々手入れをしてきた結果のたまものだと思います」と受賞を称えるとともに、「造林にも取り組んでいかなければならないと思います」と森林整備の大切さにも触れていました。

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