2023年2月21日放送

2年ぶりに公演行われる遠野物語ファンタジー

2年ぶりとなる市民の舞台遠野物語ファンタジー「きつねの絵筆」の公演が先週土曜日(18日)から2日間、市民センターで行われました。市民劇の先駆けとして全国的に知られ、ことしで48回を数える市民の舞台遠野物語ファンタジー。今回上演された「きつねの絵筆」は多賀神社に住むいたずらきつねが供養絵額を手掛ける絵師との交流を通して、成長していく物語となっています。本来この演目は去年の47回公演で上演される予定でしたが市内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、中止となってしまいました。ことし、ファンタジーに携わったおよそ300人のキャストやスタッフは、「今年こそは」との熱い思いのもと、この日の本番に向けて準備を進めてきました。コロナの影響で2年ぶりの開催は、客入りが心配されましたが3回の公演で1000人近くの観客が訪れ、きつねの松葉と絵師の染慈の交流を見守りました。また舞台終了後にはキャストがホワイエに出て観客に感謝の気持ちを伝えていました。

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