2023年2月21日放送

3月遠野市議会定例会 開会

3月の遠野市議会定例会がきょう(22日・火曜日)開会し、来年度・令和5年度の遠野市一般会計予算案など32の議案が提出されました。きょうの午前10時に開会した市議会定例会では、初めに会期の日程を来月3月10日・金曜日までの18日間とすることが決まりました。続いて多田市長が令和5年度の施政方針について、予算の特徴をはじめ遠野市が発展し続けていけるよう5つの大綱ごとの主要施策の取り組みなどを述べました。また、佐々木教育長は、令和5年度の教育行政推進の基本方針について、「ふるさと教育の推進」「生涯学習の推進」「ふるさとの文化の継承・創造」の3つの政策に取り組んでいくと述べました。続いて鈴木副市長が、市が提出した32の議案について説明しました。このうち今年度・令和4年度の一般会計補正予算案については、歳入歳出からそれぞれ2億5651万3000円を減額し、予算総額を202億1214万2000円とするとしています。主な内訳として、通学路緊急対策事業費に800万円、図書館博物館施設整備事業費に3062万4000円などとなっています。また来年度・令和5年度の一般会計予算案については、「遠野の未来投資予算」として位置づけ、総額を今年度に比べ18億4000万円多い189億5000万円とするとしています。特徴として、「未来投資型事業の展開」、「産業振興・雇用確保」、「少子化対策・子育て支援」、「新型コロナウイルス感染症対策・物価高騰対策」など、新規26事業を加えた365事業に取り組んでいくとしています。なお、3月市議会定例会は、2月27日・月曜日から3月1日・水曜日まで12人の議員による一般質問、その後予算等審査特別委員会を経て、3日・金曜日に本会議が開かれ、今年度の一般会計補正予算案などについて採決されます。その後予算等審査特別委員会を経て、最終日の10日・金曜日に本会議が開かれ、新年度の予算案などについて採決が行われる予定です。

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