2023年2月17日放送

で・くらす遠野サポート市民会議 臨時総会

で・くらす遠野サポート市民会議の臨時総会が今週火曜日(14日)市役所本庁舎で開かれました。で・くらす遠野サポート市民会議は、遠野の魅力を高めながら物産・景観・食事・文化など遠野ブランドの推進と定住人口の拡大を図ることを目的に遠野商工会や遠野市観光協会などで組織されています。この日の臨時総会には、市民会議を構成する関係機関・団体の代表など12人が出席する中、はじめに、ワーキンググループの中間報告が行われました。ワーキンググループは、3つのグループに分かれ、パンフレットのリニューアルや会員向けの広報誌制作、移住者交流会の実施などに取り組んでいて、「で・くらす遠野」がより良い制度になるようにさまざまな工夫で盛り上げています。中間報告によりますとで・くらす会員の年齢構成は、50代以上が4分の3を占め、男性が圧倒的に多く、都道府県別の構成は、友好都市のある愛知県が3分の1、東京や神奈川など首都圏が3分の1、その他が3分の1となっているということです。また、移住者交流会の実施や広報誌の発行などが計画通りに実施されたことが市の担当者から報告されました。続いて、遠野市定住促進行動計画の中間見直しについて協議に入りました。この計画は、新たな定住促進のあり方や課題解決に向けての指針として策定され、計画期間は、令和3年度から令和7年度までの5年間となっています。協議では、市の担当者が「遠野市定住促進行動計画」年度別計画の進捗状況について説明しました。このうち、若年者からの情報発信事業として、高校生のアイディアによる空き家対策のPRが実施されていることや、体験ツアーなどの実施では、花巻市と連携してお試し移住モニターツアーが行われたということです。全ての事業がほぼ計画通り実施されている中移住者のフォローや窓口の役割を担う移住コーディネーターの設置については、配置に向けて現在、調整中との説明がありました。これらの説明を受けて出席した委員からは、「なぜ、今年度も移住コーディネーターが設置されないのか」といった質問やコーディネーターの必要性についての意見が出されていました。市では、委員から出された意見をいかしながら来年度、移住コーディネーターを配置することで、遠野市への移住や定住人口の拡大につなげていきたいとしています。

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