2023年2月7日放送

今月23日からの開催に向けて遠野町家のひなまつり 飾り付け

遠野町家のひなまつりが開催されるのを前に、きょう(7日・火曜日)遠野駅の待合室や本庁舎の1階市民ホールで飾り付けが行われました。遠野町家のひなまつりは、子どもの健やかな成長を願い代々大切に受け継がれてきたお雛様を公開することで、ひなめぐりの風習を現代に蘇らせるとともに、閑散期のまちに賑わいを少しでも呼び込もうと遠野商工会が毎年開催し、ことしで24回目となります。きょうは、主管を務める遠野商工会女性部のメンバーたちが、遠野駅と本庁舎でイベント開催に向けて飾り付けを行いました。本庁舎1階の市民ホールでは、市職員も手伝いに加わって、1000個もの手作り雛からなるつるし雛が丁寧に飾り付けられました。こちらの手作り雛は、みずき雛づくりのリーダー的存在だった女性部員から寄贈されたもので、本庁舎での飾り付けは3年目、木の雰囲気と合わせて訪れた人たちを楽しませてくれています。この他、イベントのPRで使用されたことのある附馬牛人形のお雛様や、100年くらい前のものと思われる花巻人形のお雛様も設置され、もう時期始まるひなまつりの雰囲気をいち早く感じることができます。新型コロナウイルスの影響で去年に引き続きオープニングセレモニーは行われませんが、ことしは、ひなの語り手スポットが復活、参加会場も去年より増え、33カ所で雛の展示が行われます。その他、ひなまつりに合わせた食べ物を提供するお店や新企画として「ひしもちカラー」で和綴じノートをつくる体験型ワークショップが予定されるなどイベントも目白押しとなっています。遠野町家のひなまつりは、今月23日(木曜日)から来月5日(日曜日)までの期間、遠野駅周辺商店街などで開催予定です。どうぞ、お楽しみに。

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