2023年2月1日放送

地域おこし協力隊 辞令交付

遠野でワインの醸造などに取り組む、地域おこし協力隊に対する辞令交付がきょう(1日・水曜日)市長室で行われました。地域おこし協力隊は、一定期間、地域に住んでその地域のブランドや地場産品の開発、販売、PRなどを行い、産業振興と地域活性化の取り組みを担います。地域おこし協力隊の任期は最長3年間となっていて、遠野市ではこれまで32人が活動をしてきました。そうした中、きょう、地域おこし協力隊の辞令を受けたのは、早瀬町出身で埼玉県所沢市からUターンしてきた石田二郎さん25歳です。石田さんは、大学卒業後にワインを多数扱う都内のダイニングバーに就職し、ワイン品質鑑定士を取得。遠野では、これまでのワインの知識を生かしながら、研修先の遠野まごころネットでぶどうの栽培技術とワインの醸造技術を習得し、生産量の拡大のほか新規顧客の獲得などを目指します。辞令を交付した多田市長は、「遠野でのワイン作りがいずれ石田さんのブランドになっていくようがんばってください」と激励していました。なお、遠野市では、今年度、石田さんのほか新たに2人の地域おこし協力隊員が着任する予定となっています。

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