2023年1月18日放送

日本代表選手による空手セミナー開催

オリンピックをはじめ、世界大会で活躍した空手家が講師を務めるセミナーが、15日(日曜日)総合福祉センターで開かれました。このセミナーは県内で空手に取り組む人たちの技術向上を目的に遠野市空手道連盟協力のもと岩手県空手道連盟が開きましたこの日講師として遠野を訪れたのは世界大会で数々の好成績を残してきた空手家の荒賀龍太郎さんと篠原浩人さんです。講師を務めた荒賀さんは数多くの世界大会を制覇したほか2021年の東京オリンピックには日本代表として出場し男子組手75s超級で見事銅メダルを獲得しています。また篠原さんは国内大会での活躍はもちろん2014年・2019年のアジア競技大会空手道競技男子組手67s級で優勝を果たすなど世界のトップで活躍してきました。この日は小学生を対象とした午前の部と中学生以上が対象の午後の部に分けて行われ、取材をした午後の部には県内からおよそ60人が参加しました。セミナーでははじめに荒賀さんが自身が得意とする最速の突き技「刻み突き」のコツや試合で活躍するテクニックなどを伝えていました。また篠原さんからは相手の死角から放つことができ、防御のしにくい蹴り技を教わっていました。参加者たちは2人の講師に教えてもらった技を習得しようと一生懸命練習に励んでいました。セミナーを通して篠原さんと荒賀さんは空手の技術に加え世界で活躍した選手にしか伝えることのできない心構えなども伝えていました。

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