2023年1月12日放送

冬休みドキドキ勾玉づくり教室

市内の子どもたちがおととい(9日月曜日)遠野まちなか・ドキ・土器館で勾玉づくりに挑戦しました。勾玉は装飾品や祭祀の道具として縄文時代から作られていて市内では奈良時代の遺跡である松崎町の高瀬T遺跡から出土しています。この教室は勾玉づくりを通して埋蔵文化財に理解を深め郷土の歴史を学ぶ機会にしてほしいと冬休みのこの時期に市文化課が毎年開いています。おととい開かれた教室には市内の親子15人が参加し、はじめに滑石という加工しやすい石を砥石で削りながら形を整えていきます。続いて子どもたちは紙やすりを使って勾玉をピカピカに磨いていきました。そして最後の仕上げとして穴にひもを通し、世界に一つだけのオリジナル勾玉を完成させていました。およそ2時間かけて石を削り、磨き続けた子どもたちは、大変な苦労をしながら作っていた当時の人たちに想いを馳せていました。

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