2022年12月26日放送

内装木質化 お披露目会

中央通りの内田書店で今月11日(日曜日)、地元産木材を利用し木質化した内装のお披露目会が開かれました。その様子が届きましたのでお送りします。遠野農林振興センターでは、店舗の内装木質化に取り組んだ「内田書店」との共催で、「いわての木があふれる空間づくり事業」活用による地元産木材利用の取り組みを紹介するため、そのお披露目会を開きました。「いわての木があふれる空間づくり事業」は岩手県産木材利用の普及を図るため、民間商業施設などの岩手県産木材による木造化、木質化および木製品導入を支援しようと、岩手県が今年度から新たにスタートした事業です。「内田書店」ではこの事業を活用し、店舗2階の市民が集まるイベントスペースを「木の温もりあふれる空間」として木質化しました。お披露目会では、内田書店の内田正彦代表取締役が内装木質化の概要について説明しました。また、木材の利用について、木質化に携わった市内の工務店や関係者は、子どもたちの利用を考え床には硬くて傷がつきにくいカラマツを使用したこと、壁や建具には柔らかい木目で触れると温かみのあるスギを使用したことなどを紹介しました。お披露目会のあとには、「もくもくえほん」を使ったお話づくり遊びをするワークショップも開かれ、参加者は、木のぬくもりに触れていました。遠野農林振興センターでは、引き続き地元産の木材利用や木に触れ合う機会の提供など、地域の豊富な森林資源を活用した取り組みを進めていきたいとしています。

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