2022年12月21日放送

市長記者懇談会〜ことしの10大ニュースなど発表〜

12月の市長記者懇談会がきょう(21日・水曜日)とぴあ庁舎で開かれました。発表されたのは、新型コロナウイルス感染症対策に係る取組等の状況や令和4年「遠野の10大ニュース結果」など4つの項目です。このうち、新型コロナワクチン接種の取組状況について3回目の接種率は全体でおよそ78.7%、4回目の接種率は全体でおよそ60.5%となっています。また、オミクロン株対応ワクチンの接種率はおよそ35.8%だということです。市は、年末年始を控え、更なる感染拡大が懸念されるとし、市民に引き続き基本的な感染予防対策の徹底につとめてもらいたいとしています。続いて、令和4年「遠野の10大ニュース結果」が発表されました。市は10大ニュースを、1人3項目以内で募集したところ427人から計51項目1281票が寄せられました。1位は、219票で3年ぶりに開催された50回目の遠野まつり2位は、130票で全国大会で日本一となったエゴマの研究と漬物グランプリで全国3位相当を受賞した緑峰高校野菜果樹研究班の活躍、3位は、125票で3年ぶりに開催された遠野納涼花火大会が選ばれたということです。多田市長は、重大ニュース4位の盛岡市内一周継走で初優勝した遠野中学校女子や6位の遠野一輪車クラブの活躍など挙げ、「今年は、遠野のこどもたちが本当に大活躍の年でした」とことしの10大ニュースを締めくくりました。続いて、中高生グローバル人材育成事業の取組について発表がありました。この事業は、「中高生海外派遣交流事業」の代替事業として、ことし8月より実施されており、派遣生は事前研修を経て、日本国内唯一の体験型英語研修施設で研修を実施します。派遣期間は令和5年1月9日(月)から12日(木)までの4日間で、派遣先は福島県のブリティッシュヒルズだということです。最後に、鍋倉城跡の国史跡指定の答申について発表がありました。文部科学大臣の諮問機関である文化審議会は、12月16日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、市内にある鍋倉城跡を国史跡に指定するよう文部科学大臣に答申しました。この結果、官報告示を経て、遠野市内の国指定史跡は2件となる予定だということです。今回の国史跡指定答申を記念して、「国史跡指定答申記念」の文字が入った御城印の限定販売や鍋倉城跡国史跡指定答申記念パネル展が遠野市立博物館で開催されるということです。※そのほか、令和5年遠野市消防出初式など今後の主要行事やお知らせがありました。令和5年遠野市消防出初式については、令和5年1月8日(日)に市民センターなど3会場でおよそ400人が参加し開催されるということです。また、令和5年遠野市はたちのつどいについては令和5年1月8日(日)に遠野市民センター大ホールで「つながり〜出逢いに感謝〜」をテーマに開催され、参加者の同伴制限は設けない予定だということです。

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