2022年12月20日放送

毎月19日は食育の日 遠野産の食材を使った給食提供

遠野産の食材を使った給食がきのう(19日・月曜日)、市内すべての小中学校で提供されました。遠野産の食材を使った給食は、市内の豊かな農林産品を子どもたちに知ってもらいたくさん食べてもらおうと、農林水産省が毎月19日に定めている食育の日に合わせて実施されました。先週、学校給食センターには、遠野市農林水産振興協議会から市内で収穫されたばかりの岩手県のブランド米「銀河のしずく」180キログラムと、遠野市しいたけ産業推進協議会から遠野産「原木乾燥しいたけ」2キログラムが無償で届けられました。そして、きのうは、市内すべての小中学校の給食で「銀河のしずく」と「原木乾燥しいたけ」が提供されました。「銀河のしずく」は、7年前の平成27年に誕生した岩手県のオリジナルのお米で炊きあがりの白さ、粘りと硬さのバランスの良さ、食感を楽しみながらかむほどに広がる甘さが特徴です。また、「原木乾燥しいたけ」は、自然の中で2年以上時間をかけて栽培されたもので、肉厚で香りがよいのが特徴です。土淵小学校の5年生の教室では、児童11人が市内で収穫された「銀河のしずく」と「原木乾燥しいたけ」が使われたメニューをじっくりと味わっていました。市農林課によりますと、「銀河のしずく」は、現在、市内でおよそ48ヘクタール、東京ドーム10個分の広さで21の個人や組織で作られているということです。きのうの給食を通じて児童たちは、地元、遠野にあるおいしい食材に理解を深めた様子でした。

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