2022年12月9日放送

土淵小学校の児童 子ども語り部認定目指す

土淵小学校の1年生が子ども語り部認定を目指し練習をがんばっています。土淵小学校による遠野の昔ばなしを伝える子ども語り部の育成は、今から23年ほど前の平成11年に、語り部で日本一の学校を目指そうという当時の校長の思いをきっかけに始まりました。現在は、授業や朝学習などの時間を活用し、全校児童一人ひとりが年間を通して最低でも一つは語れるようになろうと、必修演目の練習に励んでいます。この日は、1年生と2年生それぞれの教室で、地元土淵町の語り部・立花和子さんによる年に1度の語り部指導が行われました。ことしから初めて語り部に挑戦する1年生が練習しているのは、遠野の昔ばなし「とうふとこんにゃく」です。児童たちは、どのように語ったらもっと良くなるかを立花さんが語る「とうふとこんにゃく」を聞きながら自分たちとの違いを探していきました。立花さんの優しくて分かりやすい指導のおかげもあって、児童たちは語りの楽しさを改めて学び、有意義であっという間の時間を過ごした様子でした。1年生は、3学期に行われる認定会を経て子ども語り部としての認定証バッジをもらうことになっています。なお、来年2月に開かれる昔ばなし祭りには、語り部の練習に励んでいる市内4つの小学校が出演する予定となっています。子どもたちからどんな話しが聞けるのか楽しみですね。

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