2022年12月7日放送

12月遠野市議会定例会一般質問 3日目

12月遠野市議会定例会はきょうも(7日・水曜日)一般質問が行われ、2人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、瀧本孝一議員、佐々木大三郎議員の2人が登壇し少子化対策としての給付型奨学金制度の導入などについて市の考えを正しました。この中で、返済の必要のない給付型の奨学金制度の導入について問われた佐々木教育長は、少子化や人口減少が進む中で、遠野の未来を担う子どもたちへ投資していくことはとても重要だと考えを示しました。しかし、給付型あるいは償還免除型の奨学金を導入する場合は、貸与型と違い大きな財源が必要となる。導入する場合は選考基準や現在の貸与型との公平性を考慮したうえで検討を進めていく必要があると答弁しました。続いてこれまで代々市長が理事長を務めてきた遠野市畜産振興公社において理事長に民間人を起用したがどのような変革や改革を期待しているかという問いに対して多田市長は、民間人を起用したことでこれまでにない様々な人が関わるようになり、次の段階に進むための課題が抽出される。これらをみんなで共有して情熱をもって解決・改革に進んでいきたいと答えていました。さらに遠野ふるさと商社による遠野ふるさと公社の事業継承に向けた課題について問われた多田市長は、経済合理性うんぬんの問題ではなく、事業継承すべきと考えているとしたうえで、公社の借入金をどうするか、たかむろ水光園の経営状況など解決しなければいけない課題も存在すると答弁していました。なお、12月遠野市議会定例会は、きょうの午後から予算等審査特別委員会に入り、そして、最終日のあさって9日には本会議が開かれ、議案の採決が行われます。

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