2022年12月6日放送

チャタヌーガ市との姉妹都市締結5周年記念事業

アメリカ・チャタヌーガ市との姉妹都市締結5周年を祝う記念事業がおととい(4日・日曜日)市民センターで行われました。遠野市とチャタヌーガ市は、今から31年前の1991年、国際化時代にふさわしい人材の育成を目的に始まった高校生交流をきっかけに、その対象を中学生や一般市民などへ拡大しながら交流を図ってきました。そのような交流を経て2017年9月15日に両市は姉妹都市を締結、ことし5周年の節目を迎えました。おとといの記念事業は両市をオンラインで繋いで実施され、初めにチャタヌーガ市での公演経験がある平倉神楽保存会が美しい舞を披露しました。また、多田市長とチャタヌーガ市のティム・ケリー市長によるオンライン対談も行われ、それぞれの文化やイベント、産業などを紹介し合い、親睦を深めました。この後、チャタヌーガ姉妹都市協会の会長を務めるカレン・クレイプールさんがあいさつしました。カレンさんは、「来年以降は行き来が再開でき、チャタヌーガの人たちが遠野を訪れる機会が増えることを願っています」と言葉を寄せていました。そして記念事業の終わりには、チャタヌーガ市のミュージシャンロン・エルドリッジさんが美しい歌声や演奏を披露し5周年に華を添えました。この日は、新型コロナウイルス感染症の影響により、対面で5周年を祝うことはできませんでしたが、遠野市とチャタヌーガ市の絆がより一層強まった記念事業となった様子でした。

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