2022年12月6日放送

12月遠野市議会 定例会一般質問 2日目

12月遠野市議会定例会はきょうも(5日・月曜日)一般質問が行われ、6人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には菊池忠信議員、小林立栄議員宮田勝美議員、菊池浩士議員昆明美議員、菊池由紀夫議員の6人が登壇し、市のDXの取り組みや中心市街地の活性化などについて市の考えを正しました。この中で、遠野市のDXやAIなどデジタル活用の拡大について問われた多田市長は、DXは行政だけでなく、いろいろな物と合理化させていく中で、オンライン手続きだけが進むのではなく、スマート農業や情報システムの標準化・共通化も進め、市民ができるだけ簡単に使えるような環境を整えることも同時に進めていかなければならないと説明しました。また、メタバースの活用についても答弁しました。続いて中心市街地活性化について、計画の達成状況や評価について問われると、中心市街地新規出店数は目標を達成できたが、観光施設入込数と通行量は目標値を上回ることができなかったと報告しました。新型コロナウイルス感染症による外出自粛の影響により、中心市街地全体の通行量と観光客の入込数が減少していることに加え、経営者の高齢化による事業継承も課題としていると答えました。他にも、遠野運動公園の整備について質問を受けた多田市長は、近年の遠野市の子どもたちの活躍を賞賛した上で、陸上競技場のタータン導入や野球場の電光掲示板の改修など、どのようにして着手するか検討しながら、できるだけ早く整備したいと答弁しました。なお、12月遠野市議会定例会はあす(水曜日)も2人の議員による一般質問が行われ、そのあと予算等審査特別委員会が開かれる予定です。

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