2022年12月5日放送

12月遠野市議会定例会 一般質問 始まる

12月遠野市議会定例会の一般質問がきょう(5日・月曜日)から始まり、6人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には小松正真議員、佐々木敦緒議員菊池美也議員佐々木恵美子議員菊池美之議員千田由美子議員の6人が登壇し畜産振興などについて市の考えを正しました。このうち焼却灰から基準値を上回る六価クロムが検出されたことについて問われた多田市長は平成30年12月、市役所本庁舎のチップボイラーの焼却灰から基準値を上回る六価クロムが検出されたことから問題が発覚したと説明しました。また「問題発覚からいままで、断続的に納入業者に対して改善要求を行ってきたが、いまだ解決に至っていないため私の判断でこの問題を公表し要求書の提出に至った」と経緯を説明しました。また市独自の飼料価格高騰対策や畜産振興について問われた多田市長は「現在畜産業は大変きびしい状況に置かれていると認識している国の支援のほかに返済金の多い畜産農家の返済金を据え置くなど何らかの対応を取っていきたい」と答弁しました。ほかにも、以前の施政方針演述で述べられていた農業起業塾の進捗状況について質問を受けた多田市長は「若干遅れているが来年1月に開催できればと思う。きめ細かい内容を関係者とも協議をしながら確実に進めていきたい」と方針を示しています。

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