2022年11月25日放送

冬道の走り方などを学ぶ 安全運転合同研修会

安全運転合同研修会が今週火曜日(22日)に遠野ドライビングスクールで開かれました。この研修会は、冬道の滑りやすい路面での走り方を学んでもらおうと、遠野地区安全運転管理者部会が所属する事業所などに向けて2年に1回開いています。研修会には、市内13の事業所などから積雪や凍結した道を体験したことがない人を初め、およそ30人が参加しました。本格的な冬期間となる11月から3月は、積雪や路面凍結による滑走事故が多発傾向にあり、夜間薄暮時における高齢者の死亡事故など、ドライバーが年間を通して最も警戒すべき時期とされています。初めに、遠野警察署の久保交通課長が速度を出しすぎない安全な運転を基本とした冬道の交通事故防止について講話しました。このあと、参加者は、遠野ドライビングスクールのインストラクターの案内で2つの班に分かれ実技に入りました。B班はまず、飲酒運転を疑似体験するため、専用ゴーグルを使って運転に挑戦しました。続いて、スキッドコースを使った雪道の疑似体験が行われ、スリップの危険性とスリップした際に行うべき車の操作を確認しました。この他、参加者は、夜間薄暮時のロービームとハイビームの活用なども確認しながら、冬の間、事故なく安全に運転できるよう理解を深めていました。

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