2022年11月22日放送

市長記者懇談会

11月の市長記者懇談会がきのう(21日・月曜日)とぴあ庁舎で開かれ、一般会計補正予算(第7号)案の概要などが発表されました。きのうは、新型コロナウイルス感染症対策に係る取組状況や今年度・令和4年度遠野市一般会計補正予算(第7号)案の概要など、4つの項目が発表されました。このうち、多田市長は、令和4年度一般会計補正予算(第7号)案の概要について、歳入歳出にそれぞれ6億5461万4千円を追加し、予算総額を203億3892万2千円とすることを発表しました。この補正については、電力・ガス・食料品等価格高騰対策に係る事業費や除排雪に係る事業費など5つの視点で編成されています。主な歳出としては4つの新規事業があげられており、白岩児童センター整備事業費に1096万7千円、海外展開再構築事業費に276万7千円などとなっています。この補正予算案については、12月遠野市議会定例会に提出されることになっています。続いて、高校生台湾インターンシップ派遣の実施について発表がありました。高校生台湾インターンシップ派遣は、ことし8月に遠野市と市内2つの高校が「地域・世界の未来を創る人材育成に向けた連携に関する協定」を結んだことに基づき実施されます。目的については、遠野の農産物や加工品、観光素材などの地域資源の活用策を将来にわたって更に見いだすためで、市内の高校に通う生徒が国を超えた流通の仕組みや付加価値を高めるブランディング戦略を学ぶプログラムとなっています。派遣期間は、来年の3月18日から28日までで、遠野市にも何度か商談で訪れている台湾・台中市にある高級スーパーマーケット裕毛屋での就業体験が予定されています。これについて多田市長は、「高校生がグローバルに成長できるよう取り組んでいきたい。今回の派遣はその第一弾」と協定締結後の取り組みに意欲を表していました。参加の募集は市内の高校を通じて行われ、来月・12月5日(月曜日)午後6時にとぴあ庁舎で募集説明会が予定されています。最後に、教育長からは、チャタヌーガ市との姉妹都市締結5周年記念事業について発表がありました。記念事業は、来月・12月4日(日曜日)午前9時から市民センター大ホールを会場に開かれます。内容は、チャタヌーガ市とオンラインで繋いで両市長が対談する他、チャタヌーガ市在住のミュージシャンによる演奏などが予定されています。その他、「今年の遠野の10大ニュースの募集」など今後の主要行事やお知らせがありました。今年の遠野の10大ニュースの募集については、来月1日(木曜日)から始まり、応募者の中から抽選で市内事業者から無償提供された遠野の特産品がプレゼントされるということです。応募箱と応募用紙は、市役所本庁舎やショッピングセンターとぴあなどに設置されることになっており、副市長はみなさんへの参加を呼びかけていました。

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