2022年11月18日放送

自動操舵システムを体験スマート農機実演会

自動運転トラクターに体験乗車できるスマート農機実演会が、きのう(17日・木曜日)緑峰高校で開催されました。スマート農機実演会は、これからの農業の担い手となる若い世代にスマート農業を体験してもらおうと遠野地域スマート農業研究会が開催しました。遠野地域スマート農業研究会は、市内の若手農家で構成されていて、「スマート農業」の普及を軸に、高齢化や担い手不足が進む市内の農業課題解決を探るため令和3年度から活動しています。きのうは、緑峰高校生産技術科1年の生徒や農業関係者およそ50人が参加し、実演機の説明や自動運転トラクターの体験乗車が行われました。はじめに、トラクターや田植え機に後付けできる自動操舵システムについて説明がありました。このシステムは、衛星からの情報とインターネットや無線を利用した地上からの補正情報を合わせることで、ハンドル操作不要で、誰でも簡単に熟練者と同じ作業ができるということです。説明を受けた生徒たちは、場所を移動して、さっそく、自動操舵システムを搭載したトラクターに乗り込み自動運転を体験しました。なお、遠野地域スマート農業研究会では、今後もドローンやスマートフォンなどを活用したスマート農業普及に向けた実演会を開いていくということです。

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