2022年11月16日放送

消しゴムはんこで作る 蔵書印ワークショップ

消しゴムはんこで作る蔵書印ワークショップが今週土曜日(12日)こども本の森遠野で開かれました。このワークショップは、消しゴムを使って世界に一つだけの本のためのはんこ、「蔵書印」を楽しく作ってもらおうと、市内で映画の上映会や朗読教室などを開催しているねこぜでスタジオが開きました。この日は、市内をはじめ、盛岡市や花巻市などから8人が参加する中、絵はんこ作家でエッセイスト、そして、紫波町役場で地域おこし協力隊として活動しているあまのさくやさんが講師を務めました。ワークショップで作られる蔵書印は、「これは私の本ですよ」と示すためのしるしとして本に押されるはんこの事です。初めに参加者たちは、講師のあまのさんから消しゴムにデザインした後に行うカッターや彫刻刀を使った掘り方などを教えてもらった後、世界に一つだけの消しゴムはんこ作りに挑戦しました。また、消しゴムはんこが完成した後は、紙に押されたはんこを本に貼って使用する「蔵書票」作りも行われました。インタビューワークショップの終わりには、チェコ親善アンバサダーも務めている講師のあまのさんによるチェコの歴史や習慣、伝統工芸などの話もあり、参加者たちは、日本とは違う異文化への理解も深めた様子でした。

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