2022年11月9日放送

第1回 で・くらす遠野サポート市民会議

第1回で・くらす遠野サポート市民会議が、おととい(7日・月曜日)とぴあ庁舎で開かれました。で・くらす遠野は、遠野を知りたい、行きたい、住みたい、応援したいと考えている全国の遠野ファンのために、各種情報や特典を届ける離れていても遠野を身近に感じられる市民制度として、16年前の平成18年10月に立ち上がりました。それをサポートする「で・くらす遠野サポート市民会議」は、空き家情報の収集や案内、遠野への移住・定住に関する総合窓口機能として、遠野の魅力を高めながら定住人口の拡大を図ろうと活動しています。遠野市や市内の観光業、宿泊業の団体などの代表者14人で組織されており、この日の会議には9人が出席する中、初めに、ワーキンググループの中間報告が行われました。ワーキンググループでは、パンフレットのリニューアルや、会員向けの広報誌制作、移住者交流会の実施に取り組んでおり、「で・くらす遠野」がより良い制度となるようさまざまな工夫で盛り上げています。このあと、「で・くらす遠野」のPR動画制作について協議に入りました。現在制作が進められているこのPR動画は、遠野に移住した3人にフォーカスしたおよそ5分半の動画になっていて、文字の大きさや音の調整などをした上でことし中に完成する予定です。完成後は、で・くらす遠野のホームページに掲載される他、イベントの際に活用されるということです。また、来年度以降もPR動画制作が続けられていくことから、移住者にフォーカスした内容に加えて、移住のきっかけになる郷土芸能や馬など遠野の魅力を盛り込んだつくりだと尚よいのではといった意見が出ていました。この他、今年度の収支決算見込みが協議された中で、で・くらす遠野の会員数について報告がありました。で・くらす遠野の会員は、おととい現在、全体の会員が171人で、友好都市の愛知県大府市と首都圏がそれぞれ全体の会員数の3分の1を占めています。会員は、ちょこっと会員やのんびり会員など4種類に分かれていて、そのうち、遠野の物産や特典満載のどっぷり会員が全体のおよそ60パーセント、103人が入会しているということです。全国的な移住ブームで、若年層からの関心が高く、遠野市でも移住について相談しようと問い合わせの電話が増えているということです。で・くらす遠野サポート市民会議では、移住と空き家をつなげる新規事業を計画したり市や県、国の施策も合わせたりしながら定住人口の拡大に向けた取り組みを進めていくということです。

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