2022年11月8日放送

緑峰高校 農業クラブ全国大会最優秀賞 協力飲食店に受賞を報告

先月開催された日本学校農業クラブ全国大会で最優秀賞を受賞した緑峰高校野菜果樹研究班が先週金曜日(4日)市内の飲食店を訪問し受賞の喜びを報告しました。富山県など北陸3県で先月開かれた第73回日本学校農業クラブ全国大会のプロジェクト発表分野V類において、緑峰高校生産技術科3年野菜果樹研究班9人による「エゴマの新たな有効活用〜商品開発から広がる地域貢献〜」が最優秀賞に輝きました。全国大会での最優秀賞受賞は、平成26年の大会以来、8年ぶりの快挙となりました。野菜果樹研究班では、エゴマの油を抽出した際に廃棄されていたエゴマの粉に着目し、エゴマの粉を活用した商品開発の研究に取り組んでいました。この日は、この取り組みに賛同してエゴマ冷麺を開発し提供している松崎町の飲食店「ひつじ丸」に緑峰高校野菜果樹研究班の9人が受賞の喜びを報告しました。受賞の報告を受けたひつじ丸の加藤穣店長は、「皆さんの研究に対する努力の結果だと思います。エゴマ冷麺が遠野の名物として全国に知れ渡ればいいと思います。おめでとうございます」と祝福の言葉を述べていました。エゴマ冷麺は、麺にエゴマの粉が練り込まれており、さらに、スープにエゴマ油を加えることで、油が麺にからみ、香りとのどごしが楽しめる商品となっています。また、エゴマ冷麺には、遠野の畑わさびと宮守の本わさびも添えられており、遠野の味覚も楽しめる冷麺となっています。報告会終了後には、エゴマ冷麺をみんなで食べ、受賞の喜びを分かち合っていました。なお、ひつじ丸では、緑峰高校野菜果樹研究班の全国大会最優秀賞受賞を記念して、今週11日・金曜日までエゴマ冷麺を半額で提供するということです。

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