2022年11月1日放送

一番搾りとれたてホップ生ビール 初飲み会 in 遠野

ことしも、この季節がやってきました。2022年産遠野のホップを使った「キリン一番搾りとれたてホップ生ビール」が、きょう(1日・火曜日)から全国で発売となりました。ことしで発売19年目となった「キリン一番搾りとれたてホップ生ビール」は、夏に収穫したばかりの遠野産ホップを水分を含んだ生の状態で急速凍結し使用しています。生のまま凍結したホップは、青草や果実のような新鮮な香り成分がたくさん含まれており、フローラルな香りが際立つ、今しか出会えない特別なビールです。累計販売数量は去年末時点で3.4億本を突破しており、ことしの2022年産もきょうから全国のとれたてファンの喉元に届けられています。きのう(10月1日・月曜日)は、あえりあ遠野を会場に、検温や手指消毒など、新型コロナウイルス感染症対策への協力が呼びかけられる中、2年ぶりに初飲み会が開かれました。会場では、市内のホップ生産者やビール関係者などおよそ110人が集まってビールの完成を祝いました。キリンビールと遠野市は、1963年にホップの契約栽培をスタートし、来年で60周年を迎えます。ホップの後継者不足を食い止め持続可能なホップ生産地の確立を目指して「ホップの里からビールの里へ」を合い言葉に、地域の人たちと一体となって挑戦を続けています。ことしは去年より4トン多いおよそ32トンが遠野で収穫され、およそ8トンは一番搾りとれたてホップ生ビール用に出荷されたということです。また、この日は、ホップにちなんだ商品の開発やサイクリングツアー、ビアツーリズムなどのイベントを手がけている5つの団体が遠野市に活動の益金の一部を贈りました。遠野市では、寄付金を遠野のホップ生産に役立てていく他、遠野市が日本一のホップの里、ビールの里となるよう、工夫と情報交換を重ねながらよりよい活動になるよう、取り組んでいくということです。

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