2022年10月18日放送

市長記者懇談会

10月の市長記者懇談会がきょう(18日・火曜日)市役所本庁舎で開かれました。きょう発表されたのは、新型コロナウイルス感染症対策に係る取組等の状況についてや令和5年度遠野市総合計画の取組についてなど4項目です。この内、新型コロナウイルス感染症対策に係る取組等の状況についてでは、きのう17日・月曜日から市内7つの医療機関でオミクロン株対応ワクチン接種が開始されたということです。また、集団接種は、来月11月13日・日曜日から12月18日・日曜日までの7回、総合福祉センターとみやもりホールでそれぞれ実施するということです。続いて、令和5年度遠野市総合計画の取組について発表されました。遠野市総合計画実施計画策定方針は、総合計画共通優先方針、「遠野市国土強靭化地域計画」に基づく重点施策、「第2期遠野スタイル創造・発展総合戦略」の重点・及び分野横断プロジェクトの3つを重点的施策と位置づけ、市は、主要施策を効果的かつ計画的に展開するため、令和5年度から7年度の3カ年の事業計画策定に着手するということです。また、歳入歳出予算の編成方針については、総合計画実施計画の着実な推進、市政課題イノベーション会議による事業の実現など5つを基本的事項に掲げ、財政健全化の取組を進めていくとしています。また、記者懇談会では、マイナンバーカードの普及促進の取組についての発表もありました。市では、マイナンバーカードの普及促進のため、今月3日に総合窓口をとぴあ庁舎に設置し、申請から交付、相談などワンストップ体制で業務を実施しています。市によりますと、9月末現在の市内での申請状況は、48.0パーセントということです。また、9月中の申請伸び率が7.06パーセントとなり、県内自治体で第1位となりました。そうしたことから市では、更なる普及促進に向けて総合窓口の開設時間を来月11月10日・木曜日から毎週木曜日を午後7時まで延長。さらに来月11月13日・日曜日から実施される新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で出張申請受付を実施し、カード交付率の全国平均以上を目標に取組を継続していくとしています。ほかにも、市内3施設の木質バイオマスボイラーの焼却灰から環境基準値である1リットル当たり1.5ミリグラムを超える六価クロムが検出されたと発表がありました。市では、検出後、改善策をボイラー納入事業者に求めてきたものの、抜本的な解決には至っていないため、本日付けで費用弁償や対策、解決策などを求めた要求書を提出したということです。六価クロムの環境基準値を超えた焼却灰については、特別管理産業廃棄物の受入可能な施設において適切に処分されているということです。終わりには、今後の主要行事、お知らせなどの発表もありました。

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