2022年10月14日放送

特殊詐欺被害防止・鍵かけ励行 啓発活動

全国地域安全運動に合わせて、おととい(12日・水曜日)、特殊詐欺被害防止や鍵かけの励行を呼びかける啓発活動が松崎町のスーパーマーケットで実施されました。全国地域安全運動は、地区防犯協会をはじめとする民間協力組織・団体などと警察が連携し、犯罪や事故などのない安全で明るく住みよい地域社会の実現を推進する運動で、今週火曜日(11日)から始まっています。おとといは、松崎町にあるアクティマーケットプレイス遠野店で、利用者に特殊詐欺の被害防止と鍵かけの励行を呼びかける運動が実施されました。運動には、遠野警察署の足利信弘署長や鍵かけモデル地区の遠野町第10区から松本武則自治会長などが参加し、遠野市防犯協会連合会が用意した啓発用のポケットティッシュや除菌シートを配布しました。遠野警察署によりますと、特殊詐欺被害に関して遠野市内では、ことしに入ってから還付金詐欺が1件発生しており、予兆電話も多数確認されているということです。岩手県内で見ると、特殊詐欺認知件数については去年の同期比で6件多い29件で、被害額については、去年の同期比で4千823万円多い8千376万円となっています。また、鍵かけについては、住宅を対象とした侵入窃盗がことしに入ってから市内で2件発生していて、無施錠被害率は50パーセント。乗り物等については3件発生しており、無施錠被害率は100パーセントで3件すべて鍵がかかっていない状態で被害にあっています。岩手県で見ても、無施錠被害は残念ながら例年、全国平均を上回っている状況ということです。全国地域安全運動は来週木曜日(20日)まで実施され、市内では、高校生に対し自転車ワイヤーロックを贈り鍵かけを呼びかける他、保育園での防犯教室などが予定されています。

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