2022年10月13日放送

論文と絵画の発表会「コトバガニガテ」

佐々木喜善賞奨励賞を受賞した2人による論文と絵画の発表会「コトバガニガテ」が先週の金曜日(7日)と土曜日(8日)の2日間、遠野駅前の遠野文化倶楽部ひのくるまで開かれました。この発表会は去年、遠野に移住した画家の菅野麻衣子さんと現在研究の為遠野に在住している京都大学大学院博士課程3年の森内こゆきさんが開きました。会場に入って最初に目に映るのは菅野さんの作品、佐々木喜善賞の奨励賞を受賞した「スターゲイザー」をはじめ、遠野や遠野物語などをモチーフに制作された16点がずらりと並んでいました。またその横にはことし奨励賞を受賞した森内さんの論文「「物語り」とは何か:2代目カッパおじさん運萬治男さんによる「物語りの記録」」の要約文が展示されていました。この日会場を訪れた人たちは、菅野さん、森内さんとの会話を楽しみながら論文や絵画をじっくりと眺めていました。なお、この他にも会期中には、ギャラリートークなどが行われ、会場は大きな賑わいを見せたということです。

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