2022年10月4日放送

重要文化財旧千葉家住宅「茅葺下地」初お目見え

国の重要文化財旧千葉家住宅の保存修理工事の見学会が先週、金曜日(30日)「重文千葉家の活用を考える会」のメンバー向けに開かれ、茅葺の下地に使われる「よしず」が初めて公開されました。旧千葉家住宅は保存と活用を目的に平成28年度から保存修理工事が進められていて7年目を迎えました。この日は、「重文千葉家の活用を考える会」のメンバー5人が参加し、「よしず」が屋根に敷かれた様子が初めて公開されました。「よしず」は茅葺屋根の下地に使われるものでメンバーが令和2年度から定期的に集まり編んできたものです。「よしず」が敷かれた様子を目にすることができる貴重な機会に参加したメンバーたちは、自分たちが編んだ「よしず」が実際に使われているのを見て「ただ、ただ感動です。」と喜んでいました。なお、旧千葉家住宅の一般向け見学会は、今月、30日に開かれる予定で「よしず」を目にする最後の機会になるということです。

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