2022年9月29日放送

遠野の偉人を偲ぶ 佐々木喜善祭

遠野物語の話者佐々木喜善の命日であるきょう(29日・木曜日)神事が執り行われました。今から136年前の明治19年10月5日に現在の土淵町山口に生まれた佐々木喜善は、柳田國男に遠野の話を伝えた遠野物語の話者として知られています。佐々木喜善の命日であるきょうは親族や土淵町まちづくり協議会のメンバーなどおよそ10人が墓参りに訪れ佐々木喜善の功績を称えるとともに冥福を祈りました。そして、親族を代表して孫にあたる佐々木幸子さんがあいさつしました。また、毎年、佐々木喜善の命日である9月29日から生誕日である10月5日までの1週間を佐々木喜善祭と位置づけ伝承園で、昔話の披露や偲ぶ会が開かれていますが、去年に引き続き新型コロナウイルス感染症予防対策のため、ことしも献花のみ行われました。伝承園には、土淵小学校の児童や市民などが訪れ、佐々木喜善の胸像の前に設置された献花台に花を供えて遠野の偉人を偲んでいました。

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