2022年9月21日放送

市長記者懇談会

9月の市長記者懇談会がきょう(21日・金曜日)市役所本庁舎で開かれ、オミクロン株対応ワクチン接種の開始についてなど発表されました。きょう21日の世界アルツハイマーデーにちなみ、認知症の支援カラーであるオレンジ色のシャツ姿で懇談会に臨んだ多田市長は冒頭、3年ぶりに開催された日本のふるさと遠野まつりについて「多少の雨が降ったものの、市民をはじめ各郷土芸能団体など、関係者・皆さんの協力で開催することができ感謝申し上げます」とあいさつしました。この後、新型コロナウイルス感染症対策に係る取組等の状況についてや、遠野市市制施行17周年記念功労者表彰式についてなど4つの項目が発表されました。この内、遠野市では、コロナ対策の取組について、従来ワクチンを上回る重症化予防や感染予防、発症予防を目的に、来月・10月中旬から初回接種を終了した12歳以上の人を対象にオミクロン株対応ワクチン接種を開始すると発表しました。接種券については、すでに送付済みの3回目、または4回目の接種券が使用できるほか、5月1日以降、2から3回目の接種を受けた人には、前回の接種日から5カ月経過を目途に接種券を送付するということです。小児ワクチンの3回目接種についても同様に、10月中旬から実施するということです。また、遠野市は、来月・10月1日に市制施行17周年を迎えます。これを記念して観光振興や交流人口の拡大に尽力した東京都文京区の多田晃さんの特別表彰を含む、54個人・団体に表彰状または感謝状が贈られるということです。遠野市市制施行17周年記念功労者表彰式は、来月10月1日・土曜日午後1時30分から市民センター大ホールで行われる予定です。この他、教育および行政が一体となった取り組みの推進を図るため、来週25日・日曜日、午後2時から市役所本庁舎3階大会議室で遠野市地域・学校連携講演会を開催することの発表もありました。一旦、スタジオへまた、きょうの市長記者懇談会では、総務省の地域活性化起業人制度を活用して、民間企業の人材を受け入れることの発表もありました。地域活性化起業人制度は、都市圏から地方への人の流れを創出するとともに、地域課題の解決等に取り組むことにより地域を活性化させようとする制度です。初めてこの制度を活用して遠野市に派遣されてくるのは、東京都港区にあるDMM.COM所属の嶌田督さんです。嶌田さんは、遠野市の観光振興と推進のため、おもにマーケティング機能強化に関する協働・支援、プロモーションの強化、および推進体制の構築などに取り組むということです。嶌田さんによる着任のあいさつは、来月10月3日・月曜日午後1時30分に市長室で予定されています。この他、遠野市産業まつりや遠野文化フォーラムの開催など今後の主要行事、お知らせの発表もされています。

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