2022年9月19日放送

3年ぶりに開催 日本のふるさと 遠野まつり

おとといから2日間、日本のふるさと遠野まつりが3年ぶりに開催され、市内の郷土芸能団体が躍動感あふれるしし踊りや神楽などで秋の遠野郷を盛り上げていました。ことしで50周年を迎えた日本のふるさと遠野まつりは、新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となりました。遠野仙人太鼓の演舞で幕を開けた遠野まつり。初日は、遠野駅前通りで市内の郷土芸能21団体、総勢およそ1000人による郷土芸能パレードが行われました。郷土芸能パレードのあとはしし踊り大群舞が行われ、市内のしし踊り7団体総勢およそ200人が迫力ある踊りを披露しました。遠野まつり夜の部へまた、夜は、遠野駅前通りで市内の郷土芸能23団体による郷土芸能共演会が、市役所本庁舎前を会場に市内の神楽9団体による神楽共演会がそれぞれ開かれました。この内、本庁舎前で開かれた神楽共演会では、八幡舞や山の神舞、権現舞など各神楽団体が得意とする演目が披露され、訪れた人たちを魅了していました遠野郷八幡宮でもきのう(18日・日曜日)3年ぶりの遠野まつりが開催されました。遠野まつり2日目、会場となった遠野郷八幡宮では遠野南部流鏑馬や郷土芸能団体などによる馬場めぐりが行われ、市内外から多くの観光客が訪れました。最初を飾ったのは、長い歴史を誇る「遠野南部流鏑馬」。集まった人たちからは、矢が命中するたびに歓声があがり盛大な拍手が送られていました。このあと、馬場では、遠野郷八幡宮神輿と供奉団体を先頭に、市内18団体・およそ1000人の参加で郷土芸能の共演が行われ、訪れた人たちを魅了しました。馬場めぐりは青笹しし踊りがトリを飾り、迫力の舞が披露されました。観客は、青笹しし踊りの披露が終わるまでその場から離れることなく何度も拍手を送り、馬場めぐりは拍手喝采で締めくくられました。この他、境内にある神楽殿では神楽共演会も開かれ、訪れた人たちは遠野の古き良き文化を味わいつくしていました。

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