2022年9月12日放送

救急医療体験イベント

もしもの時の対応などを学べる救急医療体験イベントがきのう(11日・日曜日)道の駅遠野風の丘で開かれました。厚生労働省では、毎年9月9日を「救急の日」と定めていて、この日を含む一週間を「救急医療週間」としています。きのう、遠野風の丘で開かれたイベントは、救急業務や救急医療に対する正しい知識を広めようと、遠野市消防本部が救急医療週間に合わせて実施しました。会場には、実際に使われている救急車の展示をはじめ、心肺蘇生法やAEDの操作が体験できるコーナーが設けられました。このうち、救急車の展示では、訪れた子どもたちが消防署員の説明を受けながら普段見ることのできない車内を見学していました。また心肺蘇生法などを体験できるコーナーでは、訪れた人たちが専用の人形を使って心臓マッサージを行い、もしもの時の正しい処置方法を学んでいました。遠野市消防本部によりますと、きのうのイベントには、160人が消防車を見学し、210人が心肺蘇生法などを体験したということです。なお、遠野市消防本部では、今後もイベントをはじめSNSなどを活用して正しい救急医療の啓発を図っていくとしています。

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